自宅だけでなく職場でも備えを!意識高まる「企業防災」グッズ展示会
本格的な雨の季節を迎え、大雨など災害への備えを改めて確認していきたいですよね。愛媛県松山市で防災グッズの展示会が開かれました。 記者: 「こちらの会場では企業や団体向けの防災グッズの展示会が開かれています」 きょうの展示会は4月の豊後水道での地震を受け、災害への備えを自宅だけでなく職場でも進めてもらおうと開かれ、会場では、およそ120点の防災グッズが紹介されました。 オークファンパートナーズ 大原徳美さん: Q.こちらはホワイトシチューリゾットですか。本当バラエティーに富んでる 「いろんな味飽きないように、すごく美味しく進化しています。 7年保存ができる上に、お水とお湯が必要ない商品。(断水時でも)この商品であればもう開けるだけですぐに食べることができる」 防災食の展示コーナーには、外国人スタッフを意識し外国語表記やハラール認証を取得した商品も…その他、パスタや、避難生活で不足しがちな栄養素が補える防災食も紹介されています。
帝国データバンクが全国の企業を対象に行った調査によると、能登半島地震を受けておよそ95%の企業が、企業防災の重要性があると回答。中でも「飲料水、非常食などの備蓄」が大切との意見が最も多かったということです。 訪れた企業の担当者: 「うん、うまい!」 「非常食って味気ないイメージが あったが試食してみて美味しいものが増えていた。食事もストレス軽減になるっていう話があったので、そういった視点も入れながら検討したい」 能登半島地震では多くの地域で長期間断水が続き、“トイレ”についても問題となりました。 「耐水性のトイレセット」 Q.耐水性? 「こちらの箱が耐水性になっていて(中は)簡易トイレのセットが真空で保存されてますので、水害で水没してもこちら中を開けて使うことができる」
他にも、普段は壁掛けにできるインテリア、災害時には、簡易トイレになるアイテムなども紹介されていました。 大規模災害時に、社員の安全確保と事業の継続をはかる「企業防災」。 「今回の展示会を通じて企業としても防災意識を持って 社員1人1人が災害が起こったときに、ストレスフリーに過ごせるようきちんと備蓄をしてもらえるよう意識を持ってほしい」 防災グッズの展示会はあすも開かれます。