【エプソムカップ・コメントのツボ】池江厩舎が2頭出し トゥデイイズザデイは「条件はいい」重賞2勝のヴェルトライゼンデ「すごい精神力」
[GⅢエプソムカップ=2024年6月9日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝1800メートル] <美浦トレセン>ヴィクトリアマイルでは13番人気の低評価ながら上がり最速の5着。GⅢならば地力上位といえるルージュリナージュだ。宗像調教師は「追い切り後も変わらず順調ですね。悪くない雰囲気で、きていますよ。あとはデキの良さが結果につながるといいですね」。 追い切りではラスト11・4秒を馬なりでマークしたシルトホルン。新開調教師は「余力があって内容は良かったと思う。使った後は良くなると思っていたし、その通りにきている」と合格点だ。 ニシノスーベニアは「週末にビッシリやって直前は馬なりがこの馬の好走パターン。順調だし、距離も問題ない」と上原博調教師。 <栗東トレセン>池江厩舎が2頭ラインアップ。2021年京都2歳S(6着)以来の重賞挑戦となるのはトゥデイイズザデイ。天本助手は「前回が(状態的に)もう一つ上がってくるような感じでした。そんな中1600メートルで2着。力を再認識しました。ワンターンの1800メートルのほうが条件はいいですね」と話す。 両前浅屈腱炎で長期休養明けとなるヴェルトライゼンデだが、重賞2勝の看板はここでは一枚上だ。「雰囲気はいいですね。何も問題なくこられていますし、すごい精神力。他の馬が近づくと威嚇するのも変わっていませんし、最高の乗り心地も変わっていません」と橋口助手は好仕上がりを約束する。 当距離で安定した成績を残しているグランディア。福永助手は「放牧から帰って日は浅いものの、仕上がりの早いタイプ。重賞メンバーを相手にどういった競馬ができるか、どこまで通用するかだと思います」と力試しを強調した。 アルナシームはこの距離で4勝と荒稼ぎしている。「いつもと変わりない感じで元気いっぱいです。フレッシュな状態ですよ。自分で体を調節する馬なので前回と同じくらいの体で出走すると思います」と五十嵐助手。
東スポ競馬編集部