錦糸町を拠点とした掃除屋「整理整頓」とルポライターの岡田将生“蒼”が織りなす人間ドラマが開幕<錦糸町パラダイス~渋谷から一本~>
俳優の柄本時生と今井隆文によるドラマ初プロデュース作品「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(毎週金曜深夜0:12-0:42、テレ東系/Leminoにて配信)が、7月12日(金)より放送スタートする。 【写真】車の中から外を見る大助(賀来賢人) ■錦糸町を舞台にした過去の「汚れ」を掃除する掃除屋3人の人間ドラマ 東京・墨田区錦糸町を舞台に、過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、様々な人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく。登場人物それぞれの心理や感情の動きを丁寧に描いた人間模様を、ドラマのために書き下ろしたオリジナル脚本で展開する。人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる人間ドラマだ。 ■登場人物の役どころは… 掃除屋の三人には、柄本、賀来賢人、落合モトキが出演し、ルポライターには岡田将生が出演する。 賀来が演じる掃除屋「整理整頓」の社長・大助は、かつて、海外でのプロバスケ選手の夢を持つが家業の跡継ぎとしての責任を放棄することへの罪悪感などを持っていた。裕ちゃんの事故により、家業の掃除屋を継ぐ理由付けができたことに安堵している。 一方、柄本が演じる掃除屋「整理整頓」の社員で、大助の幼馴染・裕ちゃんは、大助についていく形で不向きなバスケをしていたが、周囲のメンバーから浮き、より無意識に大助に依存していく。事故により車椅子生活になるも、不自由となった生活への抵抗がないことを不思議に思っている。 さらに、落合が演じる除屋「整理整頓」の社員で、大助と裕ちゃんの後輩・一平は、裕ちゃんの事故後から常に大助と裕ちゃんの仲を心配し、間を取り持とうとするがいつも少し空回りする。また、岡田が演じる一匹狼のルポライター・蒼は、表向きは地元住民や再開発が進み増えた観光客向けのフリーペーパーのライターだが、実は世の悪事を暴くために証拠の動画や画像を二次元コードで町中にばらまいている。 ■第1話のあらすじ 第1話は―― 東京・錦糸町を拠点にさまざまな清掃を請け負う掃除屋「整理整頓」。メンバーは社長・大助(賀来賢人)、大助の幼馴染・裕ちゃん(柄本時生)、二人の後輩・一平(落合モトキ)だ。 大助らがいつも触れる錦糸町の音・景色の中に、5年ぶりの開催で盛り上がる「錦糸町音楽フェス」や、電柱や塀に貼られた謎のQRコードなどいつもと違う様子があった。そんな錦糸町を取り巻く出来事を、冷ややかな目で見つめる男(岡田将生)がいた。 ――という物語が描かれる。 ■「錦糸町にいたら別にほか行く必要なくない?」 公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、「掃除屋“整理整頓”始まるんですから」という声と共に、スカイツリーを中心にした錦糸町の街並みが映し出され、スタートする。 その後、「創業記念にね、写真を」というセリフと一緒に、ハウスクリーニング“整理整頓”と書かれた車の前でポーズをとる大助、裕ちゃん、一平の姿が。さらに、「それでは始めさせていただきます」と話す大助の姿が流れ、続けて、「てか、錦糸町出たことないの?」「錦糸町にいたら別にほか行く必要なくない?」というセリフと共に、てすりを掃除する裕ちゃん、椅子を運ぶ一平、サングラスをかけた蒼の姿がテンポよく切り取られる。 また、場面が切り替わると、「領収書切れるんでしたっけ?」と一平に聞かれた大助が「切れるかい!」と答え、続けて、裕ちゃんも「切れるかい!」と返答し、一平が「切れへんのかーい」と言うシーン、居酒屋などで集まった三人が楽しそうに過ごす様子、「掃除屋はじめてもう9年だもんね。裕ちゃんの事故から数えるとそうだよ」「錦糸町のいいところは?」「ねえのがいいところ」という声と一緒に、車椅子にのった裕ちゃんとその車椅子をおす大助の姿も。 そして、「警察でも行けるんじゃない」という声の後に、警察が駆け付けるシーンが流れ、最後に、「落としましたよ」というセリフと共にサングラスを外し、険しい表情を見せる蒼の姿が切り取られ、動画は幕を閉じる。