山崎静代（19年6月撮影）

　南海キャンディーズ山里亮太（47）が、芸能人のルーツを掘り下げるNHK人気番組「ファミリヒストリー」の7日の放送回に出演し、相方しずちゃんこと山崎静代（45）もVTRで登場した。 　番組は山里が生まれ育った鹿児島・日置市日吉町吉利の実家で両親を取材。父方の山里家は、代々この地で過ごしたという。一方、母方はしずちゃんと同じ山崎姓で、食堂を経営した祖母のケイ子さんは「欲しいものがあれば我慢するな。好きなことをやって楽しみなさい」と子供に教育したことを紹介。ケイ子さんの長女で山里の母の文代さんも、父清美さんの反対を説得して、山里に芸人の道に進ませたことも明かされた。 　しずちゃんは、芸人を始めたころは苦労した山里にとって「運命の女神に出会います」とのナレーションで、VTRが紹介された。登場すると、MCの今田耕司が「お母さんと一文字違い！」と運命的な名前を強調。大柄だった祖母ケイ子さんとの共通点もナレーションで語られた。 　しずちゃんはVTRで、03年にコンビ結成したきっかけについて「前の相方が、わりとイケメンだったので、私がネタに集中できなくなって、ちょっとドキドキしたりとか、ムラムラっていうか」と、まさかの告白。テロップでもコメントが表示され、スタジオの山里と今田も思わず大笑いした。しずちゃんは続けて「（ネタに）集中できなくて困っていた時期でもあったというのが一つあって、山ちゃんなら、そういうのはないな、という。イチかバチか、賭けてみよう、というそういう感じ」と笑いながら振り返ると、山里は「どういう困り方…」と苦笑いした。 　VTR後、山里は「うちの相方、うちの母と、一文字違いなんですね」と今さらのように語ると、「相方山崎静代　母山崎文代」のテロップも。寺門亜衣子アナから「特にピンときてなかったんですか？」と聞かれると、「全くきてなかった。金になる大女としか思ってなかった」と話し大笑いした。今田は「完全におばあちゃんと（コンビを）組んだようなもんよ」と運命的な出会いに驚いた。