カンニング竹山

　お笑いタレントのカンニング竹山（53）が27日放送の日本テレビ「アナザースカイ」（土曜後11・00）に出演。お笑いコンビ「カンニング」時代の相方、故・中島忠幸さん（享年35）について語った。 　番組で竹山が訪れたのは生まれ故郷の福岡。志賀島の下馬ケ浜海水浴場では、「その辺の砂浜で中島がね、あいつは料理ができるんだけど、米炊こうとかなってなったけど、水がないのよ、バカだから水とか持ってきてなくて。それで“海水で炊いたらいけるけん”って言って“塩飛ぶけん”って言って海水で飯を炊いたのよ。したら塩辛くて食えたもんじゃなくて」と懐かしそうに話した。 　また、福岡市が一望できる油山では、「場所は言えないですけど、うちの相方が油山で眠っているんですよ」と明かし、「節目節目では来ているんだけど。不思議ですよね、コンビ組む前とかにここでいろいろ若い頃にドライブしたり、なんだかんだして、この景色で幼馴染で遊んでいて、今はもう1人は先に逝っちゃって、この景色のどこかで眠っているって考えると、なんか感慨深いものがあるんですよね、この場所ってね」としみじみと語り、「今の竹山さんを見て、中島さんはどう思っているんでしょうね？」と聞かれると「まあアホやなぁって思っているんですかねえ。それと同時にオッサンになったなあって言ってんじゃないですか。この場所に来たらいろいろ考えますねえ」と話していた 　竹山は、お笑いコンビ「カンニング」時代、相方の故・中島忠幸さんが白血病で闘病中、ピンで活動。06年12月20日に中島さんが死去した後は、コンビは事実上の解散となるも、コンビ名の「カンニング」を背負って1人で活動を続けている。