アジア勢で米ツアー最多勝の松山英樹へ KJ、丸山、青木のメッセージ
1983年「ハワイアンオープン」で優勝し、アジア勢で初めてPGAツアーを制した日本のレジェンド、青木功氏も祝福の言葉を送った。「確かに私は優勝した最初のアジア人だったかもしれないが、9勝したことで(松山は)史上最も優勝したアジア人になった。驚くべき偉業で、彼を誇りに思う。歴史的なキャリアの中で今後の活躍が楽しみ。次の勝利を早くつかみ取りましょう」
チェは松山の驚異的なショット能力はさておき、精神的な強さと気質が彼の成功のカギだと考えている。トップ10がわずか2回だった2023年を経て、24年初頭の世界ランキングは46位だった。そして現在は17位にいる。パッティングがアキレス腱だが、ここ最近の活躍はグリーン上での目覚ましい改善によるところが大きい。 「英樹はプレー中、周囲に当たり散らかしたり、引きずったりするようなことがない。自分の感情をうまくコントロールして集中力を高め、挑戦を恐れない。障害物をも突き抜ける鉄球のようだ。記録は破られるためにある。それがスポーツというもの。さらに優勝を重ねる可能性は疑いようがない。彼はゴルフに没頭し、とんでもない時間をゴルフに割いている。私たちのゴルフへの愛情と、うまくなりたいという欲求が彼を特別なものにしている」 昨年、背中や腰に痛みを抱えた時期が多かった松山だったが、チェの“信頼”は揺るがない。「時々、彼が腰を痛めていると耳にするが、そう聞くたびに彼はまだうまくなろうと、いつも常に練習しているのだろうなと思う。まだ若い。アジアのトップゴルファーである理由を示す時間はまだまだあるはずだ」