『闇バイト』など未然に防ぐ情報提供システム運用開始 カードのQRコードを読み取り「匿名で大学に情報提供」東北工業大学が開発 仙台
東北放送
学生が闇バイトや薬物のトラブルに巻き込まれるのを未然に防ごうと、仙台市の東北工業大学で犯罪防止のための情報提供システムが16日から運用されています。 【写真を見る】『闇バイト』など未然に防ぐ情報提供システム運用開始 カードのQRコードを読み取り「匿名で大学に情報提供」東北工業大学が開発 仙台 阿部航介記者: 「カードに記載されたQRコードを読み取ると、情報提供システムにアクセスすることができます」 運用が始まったのは、大学が開発した情報提供システム「東北工業大学セーフティリンク」です。16日は、警察官が闇バイトや薬物犯罪などに対する注意喚起を行ったあと、QRコードが書かれたカードが学生に配布されました。QRコードを読み取ると匿名で大学に情報提供することができます。 学生: 「闇バイトなどに自分の周りで誘われた人がいたり、自分が誘われたときに、大学に相談できるのは有意義」 「自分だけではなく、友達にそういう話(闇バイト)が来て相談されたりもすると思う。人を助けるために使いたい」 東北工業大学 目黒裕二教務学生課長: 「大学に(情報を)寄せてもらったうえで、仙台南警察署と連携しながら、学生を守るという観点で活用したい」 東北工業大学によりますと、県内の大学では初めての試みだということです。QRコードが書かれたカードは、今後、授業の中で学生に配布していくということです。
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