センバツ 甲子園でぜひ校歌を 市民ら300人が光を激励 /山口
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する光の激励会が3日夕、光市役所の駐車場であり、市民ら約300人が駆け付けた。 選手一人一人が紹介された後、市川熙市長は「コロナ禍で暗い話題が多い中、輝かしい光がふるさとに降り注いだ。校歌をぜひ甲子園で聞きたい。『チーム光市』で支援します」とあいさつ。花束を受け取った升田早人主将(2年)は「光高野球部の歴史に新たな一ページを刻みたい。市民はもとより、県民の皆さんに夢と希望を与えられるようチーム一丸となって戦います」と決意を述べた。 終了後、市民らはバスに乗った選手たちを大きな拍手と「頑張れ」の声援で送り出した。市内のパート従業員、勝本桂子さん(49)は「甲子園出場の夢がかなわなかった野球部OBの息子の思いも託します。精いっぱいのプレーを期待しています」と話した。【脇山隆俊】 〔山口版〕