「彼は衰えていない。常に危険な存在」 サウジアラビアでC・ロナウドを見てきたトルコ代表DFが語る警戒感
間もなくGS第2節でトルコと対決
EURO2024グループステージ初戦でチェコ代表を撃破したポルトガル代表は、この後第2節でトルコ代表と激突する。 その一戦を前に、トルコ代表DFメリフ・デミラルが警戒すべき選手に挙げたのがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだ。 実績から考えてもロナウドを警戒するのは当然のことなのだが、デミラルは現在サウジアラビアのアル・アハリでプレイしている。同じくサウジアラビアのアル・ナスルでプレイするロナウドの姿を間近で見ているため、他の選手以上に今のロナウドの状態を理解しているのだ。 ロナウドは39歳を迎えているが、デミラルは今でも危険な選手に変わりはないと指摘。ポルトガル戦へ警戒感を強めている。 「彼は非常にプロフェッショナルな選手であり、誰にとっても模範となる存在だ。サウジアラビアで対戦したとき、彼は調子が良かった。彼は衰えていないよ。彼は常に危険な存在だ。39歳であれだけの得点数を決めるのは簡単ではない。守備側としては非常に警戒する必要がある」(『Standard』より)。 ロナウドは初戦のチェコ戦でゴールこそなかったが、ゴール前での動き出しは印象的だった。何よりロナウドがゴールを決めればポルトガル代表全体が勢いづくため、それも対戦相手としては怖いところ。デミラルの言葉通りロナウドのコンディションは良さそうだが、第2節でネットを揺らせるか。
構成/ザ・ワールド編集部