一時は予選敗退続いた50歳レーサー 3連続の準決進出で再浮上へ前進「良い流れはちょっとでもつかんでおかないと」/松阪競輪
松阪競輪のミッドナイト「ウィンチケットミッドナイト競輪(F2)」が30日に開幕。2RのA級予選に出場した朝日勇(50歳・愛知=74期)に話を聞いた。 実力者の朝日勇が平野想真のカマシに乗って2着に入り予選を突破。一時は予選敗退が続いていたが、これで3場所連続の準決進出となった。 「勝ち上がれなかった時も練習はずっと真面目にやっていた。あとは結果につながるようにと祈りながら走っていたけど、ほんのちょっとだけど流れが良くなってきましたね。ちょっとでも(流れを)つかんでおかないと大変なことになるし、うれしいです。今日は車番もメンバーも厳しい構成だったけど、平野君は同期対決ということですごく気合を入れて頑張ってくれました。踏み出しはやっぱり口が空いてしまいましたね。年齢が半分(自分は50歳、平野は25歳)だししょうがないのかな(苦笑)。あれだけ行ってくれたし1着を取りたかったけど勝ち上がれたのは彼のおかげです」と上機嫌で振り返った。 ここ2場所は準決7着が続いているが「まずはひとつでも良い着を取れるように、ですね」と謙虚に目標を語った。少しずつ着を上げていけば、その先には久々の決勝が見えてくるはずだ。(netkeirin特派員)