大麻などを譲渡した罪で懲役6年の判決 福島地裁郡山支部
大麻などを譲渡した罪に問われた被告の裁判があり、懲役6年の判決が言い渡されました。 起訴状などによりますと、郡山市の無職、齊藤聖司被告(33)は2023年3月から7月にかけて、大麻をみだりに譲り渡す意思を持ち、複数回にわたって大麻様のものや大麻を含む乾燥植物を販売し、大麻取締法違反などの罪に問われています。 また、薬物犯罪による収益を隠そうと考え、販売した相手に対して、大麻などの対価である現金を入れた宅配便の伝票に、虚偽の内容を記載させた罪にも問われています。 20日の裁判員裁判の判決公判で、福島地裁郡山支部は「違法であることを自覚しながら、犯行を明確に決意したことは、余りに安易な意思決定として強く避難されるべき」として、懲役6年と罰金200万円、約2,000万円の追徴を言い渡しました。 (検察の求刑は懲役7年と200万円の罰金、約2700万円の追徴)