下ネタソングを歌いながら、ニッポンを憂う男たち!! どぶろっくインタビュー「反戦を訴えたジョン・レノンのように、僕たちもエロとメッセージをうまくミックスしたい」
■そうだ、選挙行こう ――江口さんが今、一番強く訴えたいメッセージはなんですか? 江口 僕は何よりも戦争が怖いんです。太平洋戦争のときって、多くの日本人は戦争が始まっていることに気づいていなかったんですって。空襲があって、初めて恐怖を感じたらしくて。そうならないために、今、どうしたらいいのかをみんなに考えてほしいです。 森 『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「戦争したくない芸人」をやりたいくらいだよね。 江口 反戦を訴えたジョン・レノンって、メッセージ性はもちろん、曲も素晴らしいじゃないですか。僕たちもジョン・レノンのように、エロとメッセージをうまくミックスしたい。 森 社会に不満があるんだったら、自分の手で変えられるということを知ってほしい。僕は小学校でいじめられたけど、中学校でコミュニティが変わったら、まるで生まれ変わったような気がしたんです。 東京に来たのも、自分を変えたかったから。選挙も同じように、自分の未来を変えられるチャンスだと思うんです。 江口 積極的な政治的発言をすることに関して、嫌われてしまうのもわかります。でも、思っていることを言えないのはおかしい、とも感じているんです。 森 僕たちはこう思うけど、ほかの人たちの意見はもちろん違う。いろんな意見があるのは当たり前です。 江口 僕たちが伝えたいのは、「選挙に行って、自分の思いを投票してほしい」ということ。それだけです。 ●どぶろっく弾き語りライブ 6月28日(金)19時開演予定。チケットのお買い求めは『どぶろっく公式サポーターズクラブ』HPまで。 取材・文・撮影/キンマサタカ