吠えグセのしつけは難しい⁉ ほかの犬への吠えやおねだり吠えの対処法
犬か人どちらかが大丈夫ならOKと考え方を切り替えるのもアリ
日常生活を送るなかで、人と犬は接する機会が多いため、愛犬を両方に慣れさせるのが望ましいものですが、両方克服するにはかなり時間がかかることもあります。人か犬、どちらか克服すればOKと割り切るのも、ひとつの手かもしれません。
おねだり吠えの対処法は?
愛犬もどうしたらおねだりがかなうか必死に考えています。対策としては、徹底的に無視し、「吠えても無駄」と伝えるしかありません。マンションであっても同様で、心苦しいところはありますが、「一生ガマンするか、数週間ガマンするか」と割り切って対応しましょう。
吠えていないときはとにかくベタぼめ!
要求がかなうまで吠えるのは愛犬にとってもストレスでしかありません。愛犬が静かにしているときにほめておやつを与え、静かにしているほうが得だと教えましょう。
とにかく徹底的に無視する
ご近所さんに「しばらくの間ご迷惑をおかけしますが、ご協力お願いします」とあいさつに行くと、必ずやり抜く覚悟も決まります。特に窓を閉め切りがちな冬場はチャンス!
物理的におねだりできない環境をつくるのも有効
飼い主さんがそばにいると、かまってほしくて吠えが増えることも。たとえば在宅勤務中は愛犬と過ごす部屋を分けるなど、物理的に愛犬から距離をとるのも手です。藤本先生によると、しつけにおいて感じる「壁」の多くは、飼い主さんが完璧を求めすぎて、自らつくり出しているものだといいます。乗り越えるためには、人目線でなく、愛犬の目線に立って考えることが重要。考え方を変えれば、「壁」を乗り越えるためのヒントが見つかるはずですよ! お話を伺った先生/藤本聖香先生(英国APDT認定ペットドッグトレーナー 獣医師) 参考/「いぬのきもち」2024年2月号『あきらめていた困りごと、見方を変えたら解決法があった! しつけの「壁」の乗り越え方』 文/田山郁 ※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。 ※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
いぬのきもちWeb編集室