西早稲田の「子育て地蔵尊」で地蔵まつり 「街の魅力に触れてほしい」
「地蔵まつり2024」が11月10日、早稲田通り沿いの「源兵衛子育地蔵尊」境内(新宿区西早稲田2)で行われる。主催は西早稲田商店会。(高田馬場経済新聞) 【写真】「子育て地蔵尊」境内の様子=西早稲田の「子育て地蔵尊」で地蔵まつり 地域で「子育て地蔵尊」と呼ばれて親しまれており、さまざまなご利益があるとされるが、とりわけ子どもに関する願い事が成就すると伝えられている。江戸時代初期に周辺地域を開墾した源兵衛や同心縁者を供養し、功績を記念するため1726年に安置された。 秋の恒例行事として毎年周辺ににぎわいを創出してきたが、昨年はガラポン福引き抽選会を行い、盛況だった。今年は「お楽しみいっぱい!! 音楽と笑いのライブショウ!」をキャッチコピーに、ライブ、音楽パレード、スタンプラリー、ポップコーンの無料配布(先着300人)などを行う。 スタンプラリーでは、スタンプを設置する同地蔵尊、「西早稲田リサイクル活動センター」(西早稲田3)、「LIXILリフォームショップ」(西早稲田2)で3つのスタンプを集めると「子育て地蔵尊」で、木のおもちゃや和のテイストが感じられるおもちゃなどのトイカプセルを1つ進呈する。先着200人。 同地蔵尊を会場に当日は、「早稲田大学ニューオルリンズジャズクラブ」が周辺を練り歩く音楽パレード(11時30分~)とライブ(14時30分~)を、「2代目東京コミックショウ」がパフォーマンス(13時~)を、トランペットとピアノ、ウッドベースのトリオ「訪ヒ(おとない)」がライブ(15時30分~)を、それぞれ行う。 「地蔵まつり2024」の開催に合わせて「西早稲田リサイクル活動センター」では、家具の廃材を利用したバードコール作り、わた菓子の無料配布も行う。「子育て地蔵尊」での企画と合わせて、周辺エリアの回遊を促進する。 同商店会会長の越坂部忠生さんは「当商店会のリソースを生かし、お子さんに楽しんでもらえる企画を盛り込んだ。西早稲田エリアに来たことがない人もこの機会に足を運んでもらえれば。街の魅力に触れてもらいたい」と呼びかける。 10時~17時。小雨決行。
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