全国にファン、西予のしめ縄職人上甲さん 東京で企画展始まる(愛媛)
西予市のしめ縄職人上甲清さん(88)の作品や制作過程を紹介する企画展「米と藁。しめ縄職人上甲清展-ともに生き、時を紡ぐ」が14日から東京・赤坂の「21_21 DESIGN SIGHT」で始まる。13日にメディア向けのイベントがあり、上甲さんが仲間と大しめ縄づくりを実演。制作のサポートや販売を手掛ける孫の智香さん(27)がギャラリートークで稲わら文化への思いを語った。 上甲さんは県内有数の米どころ西予市宇和地域で稲わら細工用の稲を育てて作品を作っている。稲わらの品質へのこだわり、技術の高さが注目を浴び、全国にファンが広がっている。企画展は26日まで。
愛媛新聞社