琴の授業、小国高生が先生 児童に演奏方法など教え、交流
小国町の小国小(後藤和枝校長)で20日、小国高生による琴の授業が行われた。高校生が琴の弾き方を教えることなどを通し、5年生の児童約40人と触れ合った。 同高で音楽を履修した1~3年生9人が指導役を務めた。班ごとに分かれて音楽の授業に参加し、爪のはめ方や楽譜の読み方などを教えた。「さくらさくら」の演奏に挑戦する児童に「強く弦をはじいて」「リラックスしていいよ」などとアドバイスしていた。 同高2年伊藤亜裟斗(あさと)さん(17)は「演奏方法を分かりやすく伝えるのが難しかったが、みんなの吸収力が高くて驚いた」と話した。初めて琴を演奏した前田佑也さん(11)は「最後に弾けるようになって楽しかった」と話した。