安倍昭恵さんとトランプ氏食事会めぐる玉川徹発言 野口健「なんたる浅はかな愚かなコメント」
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が、2024年12月16日の情報番組「モーニングショー」で、安倍晋三元首相の妻・安倍昭恵氏がドナルド・トランプ次期米大統領の食事会に出席したことについて、批判した。これに、アルピニストの野口健さんらが異議を唱えている。 【画像】安倍昭恵氏めぐる批判に皮肉を投稿した三浦瑠麗氏 ■「何らかの事態でマイナスの結果が出た時にはどうするんだろう」 報道によると、今回の昭恵氏とトランプ氏の食事会はプライベートなものだ。一方で、石破茂首相もトランプ氏との面会を要望しているものの実現していない。もっとも、16日の記者会見でトランプ氏は、石破茂首相と「会談したい」と述べたという。 玉川氏は番組で、昭恵氏のトランプ氏との面会について、「何らかの事態でマイナスの結果が出た時にはどうするんだろう」「この時期にお誘いを受けても行かないっていう判断だってあったんじゃないのかな」などと否定的なコメントをした。 これに対して、アルピニストの野口健さんが16日にXで、玉川氏の発言について「なんたる浅はかな愚かなコメント」と投稿。「そもそも論として民間人同士の交流にガタガタ言われる筋合いはない。仮にトランプ氏が大統領に就任された後でも大統領は友人と食事をするのは問題ないでしょ」とした。
三浦瑠璃も言及
コメンテーターの三浦瑠璃氏も昭恵氏の食事会参加を批判する意見に、否定的な見方を示している。15日にXで、「トランプ氏に振り向いてもらうことばかり考えがちな日本人がつい見逃しがちなこと」として、 「昨夏、暗殺未遂に逢いながらもファイティングポーズを取って称賛されたトランプさんからすると、安倍さんは嘗ての緊密なカウンターパートであるだけでなく、自らの政治的象徴性を重ね合わせられるような『特別な存在』だということです」「この夕食会は盟友の妻に対する思いやりのみならず、『あわや暗殺されかけたリーダー』という象徴をめぐる米国の国内政治の一環でもある」 と見解を示していた。 その後、テレビで昭恵氏が「ひとりきりでトランプに会いにいくのはおかしい」などの批判的な意見が放送されたと言及。「どんだけ個が自立してないんだろう。そりゃ、そんな集団主義の考え方で生きていたらトランプさんに馬鹿にされるわねえ」と投稿した。