初の「春高」出場 西彼杵高女子バレー部が市長に健闘誓う 長崎・西海
第77回全日本バレーボール高校選手権大会(春高バレー)に、長崎県代表として初めて出場する県立西彼杵高女子バレーボール部の選手らが11月28日、西海市役所を訪れ、杉澤泰彦市長らに健闘を誓った。 井上博明監督就任2年目の同部は、全国高校総合体育大会(インターハイ=北部九州総体)で初出場ながら8強入り。国民スポーツ大会でも少年女子の部で県勢6年ぶりとなる入賞を果たした。昨年、決勝で敗れた悔しさを胸に臨んだ春高県大会では、全5試合をストレート勝ちし切符をつかんだ。 選手7人と井上監督、出野久仁子コーチ、髙比良裕校長らが訪問。玄関ロビーで職員らから拍手で出迎えられ、井上監督と平川結香主将が「応援をよろしくお願いします」などとあいさつした。 杉澤市長は「市民の1人としてうれしく思う」と述べ、「ずばり目標は」と問いかけ。選手たちが大きな声で「日本一」と答えると、職員らから再び拍手が沸き起こった。選手たちは「日本一を取って、帰ってきたい」「感謝の気持ちを忘れずに、最後まで諦めず全力で戦う」などと抱負を語った。 本戦は来年1月5日、東京体育館で開幕。12月1日に組み合わせ抽選会があった。