レアル・ソシエダMF久保建英　撮影：中地拓也

　久保建英が繰り出した“神ロングスルーパス”への反響が続いている。 　現地9月21日に行われたスペイン1部ラ・リーガの第6節で、レアル・ソシエダは敵地でバリャドリードと対戦した。前節ではベンチスタートとなった久保だったが、この日は4-3-1-2のトップ下としてスタメン出場。前半10分にボックス内で2人を抜いての股抜きパスを出すなど存在感を見せた。 ■【動画】「鳥肌たった」「これマジで神がかってた!!」「このパスヤバすぎ」の声! ソシエダ久保建英の絶妙“神ロングスルーパス”■ 　そして迎えた前半28分だった。相手コーナーキックを味方DFがクリアしたボールに反応した久保が、相手の激しいプレスに遭いながらもうまく体を入れながらボールをキープする。同時に首を振って周囲の状況、味方の動きを見定めると、左サイドのタッチライン際から左足でカーブをかけながら前方のスペースへ絶妙のスルーパスを供給した。 　この長距離スルーパスに受けたFWシェラルド・ベッカーは、そのまま独走ドリブルでGKと1対1へ。慎重になり過ぎたために、懸命に戻った相手DFのタックルに防がれてノーゴールとなったが、たった1本のパスで局面を一変させた久保の“神スルーパス”に敵地のスタンドからもどよめきが起こった。

■「バードビューを持つ男タケ、素晴らしい」

　この久保の才能の詰まった高レベルのスルーパスに対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。 「このパスヤバすぎ」 「これマジで神がかってた!!」 「いやいやいや決めてくれよ～」 「決めてくれー　サイドに走りながら、あのスペースが見えていて、あんな正確なパス　バードビューを持つ男タケ、素晴らしい」 「鳥肌たった　あとは決めるだけ　ラレアルがんばれ!」 　久保の奮闘虚しく、最後まで得点を奪えなかったソシエダは、4試合連続の無得点で0-0のスコアレスドロー。開幕7試合で勝点5（1勝2分け4敗）と低迷から抜け出せていない。今後、ヨーロッパリーグの戦いも始まる中、久保の爆発とソシエダの復調が求められている。