体が小さく持ち出せない…大きすぎる金庫にドロボーは想定外?“仲間”登場し現金100万円など被害 千葉・船橋市
千葉・船橋市にある事務所に2024年12月、ドロボーが侵入した。狙いは大小2つの金庫だったが、防犯カメラには、ドロボーが“思わぬトラブル”に直面した様子が捉えられていた。 【画像】金庫ドロボーの犯行の一部始終はこちら
体が小さく大きい金庫は持てなかった?
2024年12月25日午前8時半過ぎ、千葉・船橋市の事務所内をキョロキョロと物色する人物の姿を防犯カメラが捉えた。 金庫を重たそうに両手で抱えて盗む“金庫ドロボー”だ。 しかし30秒後、男がなぜか小走りで行ったり来たりする様子が映っていた。どうやら思わぬトラブルに直面していたようだ。 被害に遭った事務所の社長は「体が小さかったんで、多分二つ目の大きい金庫が持てなかったと思うんですよ」と話す。 事務所の奥にはさらに重たい金庫があり、そこには、もう1人の大柄なドロボーが現れた。
ブレーカー落とし防犯カメラを止めようとするも…
2人組の金庫ドロボーは、窓ガラスを割って侵入したとみられ、周辺には窓ガラスの破片が落ちていた。 最初に侵入した小柄な人物が金庫を一つ、重そうに運び出す。 その際、事務所の外を映した防犯カメラには、仲間の車が近づいてくる様子が映っていた。 「(仲間の)指示でブレーカーを落とせと言われたんじゃないかなって。ブレーカー落としちゃえばカメラの電源でも落ちるとか」 被害に遭った事務所の社長は、犯人たちが1人だけでは運び出せない状況に一手を打ったのではと推測する。 しかし、防犯カメラは動き続け、直後、1人目に比べると明らかに大柄な人物の姿を捉えていた。 両手で抱きかかえ、金庫を盗んでいく。1個目に比べ2倍以上はあろうかという大きな金庫だ。 そして翌日、盗まれた金庫二つは強引にこじ開けられた状態で発見され、中の100万円ほどの現金などが盗まれたという。 被害に遭った事務所の社長は「従業員様の給料とかも入っていたんで、悔しいっすよねちょっと」と話す。 警察は窃盗容疑で2人の行方を追っている。 (「イット!」 1月8日放送より)
イット!