所ジョージ「お煎餅でも延長コードでも、家族が必要なモノは自ら持って帰って発表会!」その理由とは?所流<お父さんの作法>
◆蟹を持って帰ったときは… 家族が今日は蟹が食べたい! と言い出したら、魚屋さんに行って生きてる蟹を手に入れて持って帰ってくる。 家に帰ったら、家族の前で「この蟹は生きているのだ!」と大発表会をやる。 すぐには食べない。 お風呂に少し水を貯めて、蟹を泳がせて、子供と一緒に蟹の観察をしたりする。 手に乗せて「手乗りズワイガニなのだ!」とはしゃいでみる。 そんなことしてると、ちょっと蟹に情が湧いてきてしまい海に返しに行く……。 なんて事はせずに美味しく頂く。 それが家族の思い出になる。
◆お父さんは、荷物手配係になってはいけません お煎餅でも、延長コードでも、革靴用のクリームでも、家族が必要なモノはなんでも自分が手に入れて、持って帰って発表をする。 これを続けていると、お父さんは「帰ってくると、面白いことが起きる人」だと家族が思ってくれるのです。 お父さんは、荷物手配係になってはいけません。 ※本稿は、『所ジョージの世田谷ベース VOL.55 幸せのひきがね』(ネコ・パブリッシング)の一部を再編集したものです。
所ジョージ
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