巨人がついに…捕手の大城卓が990日ぶりスタメン一塁 坂本ベンチスタート 菅野登板回避で新人先発
◇セ・リーグ 巨人―ヤクルト(2024年6月23日 東京D) 巨人は23日、東京ドームでヤクルトと対戦する。 【写真あり】菅野の代役で緊急先発した巨人・又木 午後2時の試合開始予定に先立って先発出場メンバーが発表され、大城卓三捕手(31)が「5番・一塁」に入った。 大城卓が一塁を守るのは2021年10月8日の広島戦(マツダ)以来3年ぶり。 この時は試合途中から守備に就いたが、先発一塁となると1試合前の同年10月7日ヤクルト戦(神宮)に「7番・一塁」で出場して以来990日ぶりとなる。 予告先発投手として発表されていた菅野智之投手(34)は腰痛のため登板を回避し、ドラフト5位ルーキー左腕の又木鉄平投手(25=日本生命)が急きょプロ2度目の先発マウンドへ上がる。 又木はプロ初登板初先発となった1日の西武戦(ベルーナD)では6回で6四球を与えながらも2安打無失点と粘りの投球を披露。勝利投手の権利を得て降板したが、チームは9回に逆転サヨナラ負けを喫して初登板勝利が消滅しており、急きょ巡ってきたチャンスでのプロ初勝利に期待がかかる。 また、交流戦明けの2試合で7打数無安打、前日22日のヤクルト戦では今季初の3打席3三振だった坂本勇人内野手(35)は13日の楽天戦(楽天モバイル)以来6試合ぶり、今季9度目のベンチスタート。坂本の代わりの三塁には主砲の岡本和真内野手(27)が回った。 また、この日に出場選手登録されたばかりのドラフト3位新人・佐々木俊輔外野手(24=日立製作所)が「2番・左翼」に入って即先発出場。 捕手は、登板回避した菅野の相棒で、又木のプロ初登板初先発試合でもバッテリーを組んでいた小林誠司捕手(35)ではなく、岸田行倫捕手(27)が7番で入っている。 巨人は現在2連敗中で、本拠・東京ドームでのヤクルト戦は今季5戦全敗。この日も敗れると、阿部体制ワーストタイの借金2となるため、チーム一丸で白星に向かう。 巨人の先発出場メンバーは以下の通り。 1番・右翼 丸 2番・左翼 佐々木 3番・中堅 ヘルナンデス 4番・三塁 岡本和 5番・一塁 大城卓 6番・二塁 吉川 7番・捕手 岸田 8番・遊撃 泉口 9番・投手 又木