月や海の工事もコマツにお任せ、月面建設機械や水中施行ロボットをCESでアピール
水中施行ロボットのコンセプトマシンを出展
一方で地球内の難作業環境での作業を支援するために開発を進めているのが、水中での施工用の建設ロボットだ。コマツは1971年にラジコン操縦の水陸両用ブルドーザーの量産を開始し、各地の河川、海岸、ダムなどでの水中工事や災害復旧で使用されてきた。 今回は、未来の水中工事に向けて、最新テクノロジーを搭載した水中施工ロボットのコンセプトマシンを初出展した。このコンセプトマシンは、容易に遠隔操縦でき、高精度な施工を実現することを基本コンセプトとして設計。バッテリー駆動で水深7mまで対応可能としている。実証実験を通じて、遠隔操縦で浚渫作業ができることや、電動駆動の実用性を確認したとしている。CES2025では、実証実験に使用した実機を日本から輸送して展示している。将来的には、水深50mまでの稼働を目指し開発を推進しているという。 ≫その他の「CESレポート」の記事はこちら (取材協力:パナソニック コネクト)
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