ひろゆき&武井壮の百獣の王vs論破王⑨ 五輪にこんな競技があったら絶対盛り上がるのに!【この件について】
武井 逆にひろゆき的にはどんな競技があったら面白いと思う? ひろ ......鬼ごっことかどうですか? 世界のトップレベルのアスリートがガチで鬼ごっこをやったら超面白いと思うんですけど。100m走の世界記録保持者であるウサイン・ボルトが鬼になったら、どんな動きするのか見てみたいじゃないですか。 武井 確かに鬼ごっこで誰が最強かを考えたらワクワクするよね。たぶん、ケニアとかのマラソン選手が鬼になって本気を出したら逃げ切れる人はいないと思う。マラソン選手って、ずっと時速20キロで走り続けられるような人でしょ。だから、短距離の選手がダッシュで逃げても、2分後には必ず追いつく(笑)。 ひろ 追いかけられる側からしたら恐怖でしかないっすね(笑)。フジテレビ系でやっている『逃走中』が海外でも人気だったりするじゃないですか。だから、ああいうプリミティブ(原始的)な競技ってやってみると面白いんじゃないですかね。 武井 あと、サバイバルゲームはどう? ひろ めっちゃ、おもしろそうっすね! 国の威信をかけて本当に強いやつを連れてくると思いますから。 武井 戦争をテーマにしたゲーム『コール オブ デューティ』シリーズの実写版みたいなものでしょ? ひろ 例えば、確認戦果542人のフィンランドの伝説のスナイパー、シモ・ヘイヘみたいな人がサバゲーでも本当に強いのかみたいな。「スナイパーは、本当に遠くからでもやっぱり当てるんだー」となるのか、「実は全然当たんねーのか」となるのか。プラスチックのBB弾だから、軌道は真っすぐではないと思うんですよね。 武井 実弾よりも風の影響は受けるよね。 ひろ ただ、五輪にサバゲーが採用されたら、ものすごい直進性のBB弾が開発されるかもしれない。 武井 あと、サバゲーだけで鍛えた選手が、元海兵隊のチームを倒したらめちゃめちゃ盛り上がるよ。 ひろ ドライビングゲームの『グランツーリスモ』シリーズにドハマリしていた人が、プロのレーサーになった事例はありますからね。だから実は〝ゲーマー出身〟という経歴は侮れないと思うんですよ。 武井 ゲリラ戦のスペシャリストが出場して、何時間も木と同化しているとか。 ひろ 白兵戦になって肉薄した戦いになると、やっぱり経験がものをいうでしょうし、そういうのを含めて超盛り上がりそう。 武井 フィールドがジャングルなのか洞窟なのか、あるいは砂漠か市街地なのかでも強さは変わりそう。もはや五輪じゃなくてもいいからサバゲーの国別対抗戦が見たくなってきた(笑)。 ひろ そうですね。 *** ■西村博之(Hiroyuki NISHIMURA) 元『2ちゃんねる』管理人。近著に『生か、死か、お金か』(共著、集英社インターナショナル)など ■武井 壮(So TAKEI) 1973年5月6日生まれ。東京都出身。タレント、元陸上十種競技日本チャンピオン。格闘技、野球、ゴルフなど様々なスポーツの経験を持つ。公式Webサイトは【】、公式Xは【@sosotakei】 構成/加藤純平(ミドルマン) 撮影/五十嵐和博 ヘア&メイク/奥野誠