今季最強の寒波が襲来し、今後も日本海側を中心に大雪となる見通しです。気象庁と国土交通省は8日、会見を開き、大雪の場合は不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。 国土交通省　西澤賢太郎防災課長 「車両の立ち往生、道路の通行止め、公共交通機関の大幅な遅延や運休が発生するおそれがあります。不要不急の外出は控える、予定を変更することもお考えください」 気象庁によりますと、10日ごろにかけて日本の上空に強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となるため、北日本から西日本の日本海側を中心に広い範囲で降雪が続きます。平地でも大雪となるおそれがあり、積雪や猛吹雪などに警戒が必要です。 予想される24時間の降雪量は、多いところで9日正午までに東北、北陸、東海地方で70センチ、10日正午までには、さらに中国地方でも70センチなどとなっています。 国土交通省は、車両の立ち往生などが発生するおそれがあるとして、大雪の場合は不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。 また、やむを得ず車の運転をする場合でも、冬用のタイヤやチェーンを早めに装着し、スコップなどを持ち歩くよう呼びかけています。