島田に「巳(み)に来て!」巨大ヘビ 年末恒例のジャンボ干支登場
島田市大代地区の活性化に向けて活動する「王子田会」(片岡幹男会長)が製作する年末恒例の「ジャンボ干支(えと)」が、同市大代の県道81号沿いに展示されている。来年の干支の巳(み)にちなんだ雄雌2匹のヘビが来場者を出迎える。来年2月末ごろまで。 展示は29回目。幅8・5メートル、高さ4・5メートルで、とぐろを巻いた雄の全長は23メートルにも及ぶ。地元の間伐材や竹、軽トラック5台分のわらなどを用いて、11月から週末に製作した。同会メンバーは「うろこの表現を工夫して一目でヘビだと分かるように仕上げるのが大変だった」と話した。 夫婦で訪れた藤枝市の松浦一仁さん(63)は「こんなに大きいとは思わなかった。年賀状の写真に使いたい」と笑顔を見せた。会場では茶やジャンボ干支のカレンダーを販売し、夜間はライトアップを実施する。
静岡新聞社