夫婦の上半身に複数刺し傷 相模原2遺体、失血死
相模原市南区のマンション一室で住人夫婦の遺体が見つかった事件で、神奈川県警は16日、司法解剖の結果、夫婦の上半身に複数の刺し傷があり、いずれも失血死だったと明らかにした。父(52)への殺人容疑で逮捕された高1の長男(15)に強い殺意があり、母(50)の死亡にも関与した可能性があるとみて捜査する。 県警によると、遺体の状況などから他殺と断定。室内には血の付いた刃物があった。長男は父母と3人暮らしだった。 父の勤務先から「連絡が取れない」と相談を受けた県警が13日に遺体を発見。不明となっていた長男を14日、県内で発見し、逮捕した。