「2024年世界新エネルギー車大会」、海南省で開催
【東方新報】中国科学技術協会は11日、北京市で記者会見を開き、中国汽車工程学会の張学明(Zhang Xieming)・専任事務局長が「2024年世界新エネルギー車大会」の準備状況を紹介し、2023年の新エネルギー車の世界販売台数は1370万台に達し、市場普及率は16パーセントに達するなど拡大を続けていると述べた。 今年で6回目を迎える世界新エネルギー車大会は、9月27日から29日まで海南省(Hainan)海口市(Haikou)で開催される。 2024年世界新エネルギー車大会は、中国科学技術協会、海南省人民政府、科学技術部が共同で主催し、「低炭素転換と世界協力」をテーマに、23の会議、技術展示、科学技術賞、一連の大衆科学活動を企画・実施する。 同会議は、低炭素開発、グローバル協力、未来志向の科学技術に関する3つの主要フォーラムを設置する。 このうち、グローバル協力フォーラムのテーマは、世界の自動車産業における最近の反グローバル化現象に鑑み、自動車産業がグローバル化を堅持すべきかどうかを議論すること、グローバル化と産業チェーンの安全保障をいかに両立させるか、電動化、知的化、低炭素化によって再構築される世界の自動車産業において、研究開発、生産、購買におけるグローバルな相乗効果と協力をいかに強化するか、開放的で公正かつ自由なグローバル市場をいかに構築するか、などである。 今年新たに開催される「フォーサイト科学技術フォーラム」では、関連分野のトップ科学者を招き、未来の交通と未来のエネルギーという2つのフロンティアに焦点を当て、未来のエネルギーと交通システムに何が起こるのか、今後の開発動向はどうなるのか、重要な技術進歩は何か、エネルギーの変化、交通システムの変化、人工知能(AI)の革新が自動車産業に与える影響は何かなどについて議論する。 会議の14のテーマ別フォーラムは、新エネルギー自動車産業の発展と技術進歩に焦点を当て、中国-英国、中国-東南アジア諸国連合(ASEAN)、中国-ドイツ、中国-スウェーデンなど4つの二国間・多国間フォーラムを設置し、二国間・多国間の協力を通じて、世界市場における新エネルギー自動車の推進と応用を共同で模索する。中型・大型商用車ゼロエミッションフォーラム、自動車の持続可能性と基準に関する国際フォーラムを設置し、国際協力と交流のプラットフォームを構築する。 キーコア技術の分野では、新エネルギー車の開発に焦点を当て、コアと最先端技術、電源電池、チップ、車両プラットフォーム、キーテクノロジーやその他の技術の進歩について議論する。異業種間の統合の分野では、電気自動車とエネルギーの統合を設定し、車両ネットワークの相互作用と着陸の開発の規模、高電力充電設備、フォーラムの規模予測とレイアウト。 また、会議期間中、海南で特別イベント「新エネルギー自動車都市発展フォーラム」が開催される。 技術展示の面では、2024年世界新エネルギー自動車会議では、60社以上の企業が展示会に参加し、新エネルギー自動車、3つの電気技術、水素燃料電池、自動車用電子チップ、充電・スイッチング技術および製品の展示を重点的に行う予定である。 科学技術選考の面では、2024年世界新エネルギー車大会は引き続き「世界新エネルギー車フロンティア・革新技術賞」を主催し、その結果は会議中に世界的に発表される。 科学普及活動の面では、2024年世界新エネルギー車大会は、青少年向け自動車の無制限アイデア収集のための年末セレモニーを引き続き開催する。 さらに、消費者向けの一般公開日も再び開催される。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。