「互角の勝負」 レアルDFリュディガーが待ち望むCL準決勝バイエルン戦
過去の対戦成績も互角
今季のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝でマンチェスター・シティを下したレアル・マドリードは、準決勝ではバイエルン・ミュンヘンと対戦する。 激闘に終止符 レアルが4強進出を決めたシティとの緊迫したPK戦 同大会最多14回の優勝を誇るレアルと6回優勝しているバイエルンとの対戦は、ヨーロッパを代表するビッグクラブ同士の戦いとなる。過去の対戦成績もレアルの11勝12敗3分けと拮抗している。 シティ戦に続く激闘が予想されるバイエルンとの試合を、レアルの選手達も待ちわびているようだ。同クラブのDFアントニオ・リュディガーはイギリスの衛星放送『SKY』の取材に応じ、バイエルン戦について以下のように語った。 「これは、とても偉大なクラブ同士の戦いだ。どちらが勝ちあがるのかを予想するのは難しいと思う。両チームとも良い状態にあるし、互角の勝負になる」 また、リュディガーはバイエルンの要注意人物としてハリー・ケイン、ジャマル・ムシアラの名前を挙げるとともに、恥骨炎で現在戦線離脱中のレロイ・サネとの対戦を望んでいることも明かした。 「僕は、レロイが100%フィットした状態で試合に出てくることを望んでいる。ベストな状態の選手達と戦いたい。僕自身チャンピオンズリーグの舞台でバイエルンと対戦するのはこれで2回目になる。前回は上手くプレイできなかったけれど、でも今度の試合をとても楽しみにしている。ビッグマッチだからね」 レアルとバイエルンによる準決勝は、1stレグが4月30日にミュンヘン、2ndレグが5月8日にマドリードでそれぞれ開催予定となっている。果たしてどちらが決勝の地ウェンブリーへの切符を掴むのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部