【NFL】「ライバル意識」を持って関係を深めているジャイアンツのLBバーンズとティボドー
ティボドーは日曜日に“Back Together Weekend(バック・トゥギャザー・ウイークエンド)”で『NFL.com』のシニアナショナルコラムニストであるジュディ・バティスタに「素晴らしいライバル意識がある」と語った。「テクニックやプレースタイル、それから単純にハードワークについてとか、実際にどれだけ努力するとか、どれだけボールに向かって走るとか、そういうことについて意見を交わしてきた。それは基準を上げることにもつながっているから、彼と一緒にやれるのは素晴らしいことだ。ベテランとしてやって来て、ゲームの別の側面を見せてくれているしな」
ティボドーは昨季にサック11.5回という素晴らしい成績を残した。しかし、ボウエンDCのスキームでは、常にバーンズと同じようにクオーターバック(QB)と対峙するとは限らず、カバレッジで後ろに下がることが増えるかもしれない。
それは、ティボドーが自分のプレーに加えるのを楽しみにしている側面だ。
ティボドーはバティスタに「間違いなくそうだ。オフェンスにインパクトを与えるのが好きなんだ」と話している。
「俺には、ドロップバックしてタイトエンド(TE)をカバーしたり、ゾーンでプレーしたり、パサーに向かって行ったり、ランを止めたりできるっていう、唯一無二のスキルセットがあるからな」
バーンズの加入はこの短期間でもティボドーの助けになっているが、バーンズはオフェンスの選手たちにも刺激を与えている。
バーンズと、ティボドーと同じくジャイアンツからドラフト1巡目指名を受けたオフェンシブタックル(OT)アンドリュー・トーマスは、これまでのキャンプで興味深いバトルを繰り広げている。
バーンズは「彼とはずっと戦い続けている」とコメント。
「俺はその機会を利用している。彼はOTA(チーム合同練習)の序盤に練習していなかったけど、戻ってきてからはずっと一緒にやっている。俺たちはこれからも間違いなくお互いを高めていくだろう。今日はちょっとイラつかせられたよ。今日はちょっとやられたから、明日また戦わないと。絶対に取り返さなきゃいけない」
バーンズがジャイアンツにどれほどポジティブな影響を与えているかはシーズンが始まってみないと分からないが、トレーニングキャンプを見る限り、パンサーズの主力選手だったバーンズは腕立て伏せを繰り返し、キャンプでのバトルを繰り返すことで、ジャイアンツの成長を後押ししている。