くまモンがブルーナ展に!学芸員に教わる美術館の楽しみ方
熊本朝日放送
熊本県立美術館本館で開催中の「美術館へ行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」をくまモンが鑑賞しました。 県立美術館本館にやってきたくまモン。 学芸員 「ブルーナさんの絵本は、オリジナルで作った6色だけでできているんです」 訪れた20人と一緒にミッフィーの生みの親ディック・ブルーナの独自の表現技法などについて、学芸員に解説を受けながら鑑賞しました。 美術館を楽しむ方法をたずねると、建物に入ってすぐに注目ポイントがありました。 学芸員 「皆さん見逃しがちなんですけど、壁・天井が内から外までガラスを挟んで、一続きになっているんです。これですごく開放感のあるつくりになっています」 この展示会では、熊本県立美術館の所蔵品も紹介されています。 学芸員 「まずはじっくり見るということを意識して見てもらえるといいと思います。例えばこちらの作品、タイトルが花と雲と牛なんですけど、え?牛ってどこ?と思いませんか。細部から全体までじっくり見るというのをしてみてください」 さらに「作品を見て感じたことを言葉にする」という楽しみ方もあると言います。 学芸員 「作品を見ることに没頭していると、普段とは違う世界を見ることができる非日常の空間を味わうことができるのが美術館のいいところだと思います」 展覧会は11月24日までです。