神島が敗者復活で全国へ うまいもん甲子園、応援投票で圧倒的支持
「第13回ご当地!絶品うまいもん甲子園」(全国食の甲子園協会主催)で、神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)が敗者復活による決勝(全国)大会出場を決めた。LINE(ライン)での「応援投票」で全国最多の2431票を獲得。2位に900票近い差をつけ、他校を圧倒した。 【全国出場へ投票呼びかけ うまいもん甲子園 敗者復活戦で神島高(和歌山)の記事はこちら】 「うまいもん甲子園」は、高校生3人一組が地元食材を活用した独自レシピで競う。全国7エリアで計73校218チームが応募。各エリアを勝ち抜いた9チームが全国出場を決めていた。敗者復活戦では各エリア大会で敗れた34チームが、一つの全国出場枠を競った。投票は13~16日に行われた。 神島高は3年生の関奈々子さんと鈴木櫻さん、緒方柚奈さんの3人が、地域特産の南高梅と白浜町産の養殖マダイを使った「梅とタイとトルティーヤ」を出品した。 料理はフライにしたマダイとレタス、パプリカにタルタルソースをかけて、トルティーヤで巻いたもの。マダイの下味に梅酢、タルタルソースには梅肉とカリカリ梅を加えた。 3人は近畿エリア大会敗退後、地域の企業や行政機関、イベント会場などを回り、投票への協力を呼びかけた。神島高は商品開発プロジェクト「神島屋」などを通じ、地域との結び付きが強く、訪れる先々でエールを受けたという。 全国大会は11月3日に東京である。
紀伊民報