テレビ山梨

年末年始に需要が増える海産物が軒並み値上がりしています。 その一方、カニやタコの値段はあまり変わらず、今が旬でお買い得な魚もあります。 【写真を見る】年末年始に需要が増える海産物　今年値段が上がったもの、変わらないもの、お買い得なものは? 今年はあらゆる食品が値上がりしましたが、年末年始の海産物は…? 甲府市の卸売市場にある千里水産の杉山拓美さんに聞きました。 千里水産　杉山拓美さん: 「魚に関しては全体的に高い。例年と比べて2割ぐらいは上がってきている」 特に年末年始に人気商品のイクラはサケの不漁に伴い、例年の2割から3割、値上がりしています。 その一方、例年とほぼ同じ値段で推移している正月定番の海産物もあります。 千里水産　杉山拓美さん: 「酢だこやカニ、カズノコに関してはそこまで例年と比べて変わっていない」 さらに今が旬でお得な魚が… 千里水産　杉山拓美さん: 「氷見の寒ブリとかが出ている。例年よりは安い」 日本海側でブリが豊漁で値段が例年の2割から3割安くなっています。ブリの安値は正月までは続く見通しだということです。 千里水産　杉山拓美さん: 「基本的に（商品の）量はしっかりある。海鮮を買って家族で楽しく年末を越してほしい」 値上げが続いた2024年。 お買い得な海産物をみつけて年末年始を楽しむのもいいかもしれません。