7年ぶりの王座挑戦の大雅「早くやりたい。喋ることなんかない」と気合満点。王者リーは「王者としての顔を見せる」【RISE175】
「RISE175」(1月14日、東京・後楽園ホール)の前日計量が1月13日、都内で開催された。メインイベントの「RISEスーパーフェザー級(-60kg)タイトルマッチ」で対戦する王者チャンヒョン・リー(韓国/RAON)は59.90kg、挑戦者の大雅(TRY HARD GYM)は1回目は60.05kgも再計量で60.00kgでともに規定体重をクリアした。 リーは2017年に野辺広大を破り王座を獲得。しかし2020年からの新型コロナウイルスの感染拡大による入国規制などで来日することができない時期が続き、2022年7月に約2年7カ月ぶりに来日。暫定王者となっていた一馬をKOで破り王座を統一した。10月の「RISE WORLD SERIES 2022」で中村寛にKO勝ち、年が明けた2023年1月には常陸飛雄馬を延長にもつれ込む接戦の末、判定で破り2度目の防衛に成功した。7月には山口侑馬を相手に初のオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)に臨むと1RでKO勝ちを収め、復帰後4連勝と無敵の強さを見せたが、昨年8月の前戦では引退試合の秀樹に判定負けを喫した。
大雅は2017年2月には「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座」を獲得するも2018年2月にK-1を離脱。その後はRISEとRIZINを主戦場に戦うも3連敗を2度記録するなど一時低迷。しかし2021年11月に梅野源治からの勝利をきっかけに1分けを挟み5連勝と復活し、RISEスーパーフェザー級のランキングも2位に押し上げ今回の挑戦にこぎつけた。タイトル戦はK-1時代の2017年に卜部弘嵩に挑戦して王座を奪取した試合以来、実に7年ぶりとなる。 会見では「ここに来るまでみんなで命をかけて準備してきた。明日は必ず王者になる。マジで早くやりたい。しゃべることなんかないんで早くやりたい。チャンヒョンもすごく仕上げてきたと思うんでより楽しみになったというか、明日は強いチャンヒョンと試合ができるんじゃないかとワクワクしている」と闘志満々の大雅に対し、リーは「明日は王者としての顔をちゃんとお見せします。しっかりと勝つ姿をお見せしたい」といつものように淡々。
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