【山口県】ものづくりの下松、世界にPR 日立電車陸送イベントに5万人 10社の企業フェアも人気
企業フェアで「ものづくり」の魅力紹介
一方、くだまつスポーツセンターでは「ものづくり企業フェア」が開かれ、10社が体験ブースを出した。 鋼鈑工業㈱(柳井力社長)では、人を乗せたゴンドラを空気の力で浮かして移動させる「エアポーター」の体験に30分待ちの行列ができた。子ども3人と訪れた山陽小野田市の男性は「思ったより軽くて驚いた。掃除機をかけるように動かせた」と話していた。 清和工業㈱(濱田匠社長)はステンレス、鉄、アルミニウムの金属の素材当てクイズを展開。家族と一緒に来た防府市の男児は、母親の手を借りて答えていた。 ㈱弘木技研▽日進工業㈱▽㈱オーシャンテック▽㈱日柳製作所▽東洋鋼鈑㈱下松事業所▽㈱光洋金属防蝕▽㈱黒磯製作所▽澄川工業㈱も出展した。
総事業費は1,800万円
今回のイベントには実行委員会が1,800万円の予算を組んだ。市議会に提出された資料によると収入の内訳は、市補助金1,200万円▽下松商工会議所協賛金100万円▽市観光協会協賛金50万円▽企業や一般からの協賛金や出展協力金など150万円など。 支出の内訳は、輸送関係費730万円▽警備費230万円▽交通規制などの看板関係費170万円▽広報費250万円▽会場費345万円など。