たった1年で管理職が全員異動!? 「社畜の夫」が転職を決意した“ヤバすぎる職場環境”
『自分のしたいこと』だけを研究員達に課するようになってきたのです
企業の研究って、いろんな分野がありますが、営利企業だと大きく3つに分かれます(うちは違うよ~という所があったらゴメンナサイ)。 ①商品になる研究 ②既存の商品の改良のための研究 ③最先端の基礎研究 どれが最も必要かは、上席のさじ加減ですが、①と②は売り上げに直結するので力を抜くわけにはいきません。 ③は未来への投資なので、大切です。 しかし、③は『今』が回っているからこそできること。 『①商品になる研究』、『②既存の商品の改良』に注力を注ぎ、そこで実績を出した資金や信用で『③最先端の基礎研究』に取り掛かります。 (もちろん、国からの補助金や投資家の資金、銀行の融資が集まったら別ですが) しかし、新しく就いた研究のトップは、
「商品開発なんて二の次。最先端の研究をしてナンボ。」
という考えを色濃くしていったと。 うん。マズイね。 普通ならば、それはマズイぞ! 営利団体だぞ!論文や研究者としての名誉が目的じゃないぞ! お金儲けするための研究だぞ! とアドバイスや反対をする人がいるはずが… 古巣たちは、全員異動していました。 苦言を呈する人材が、いなくなっていたのです。 若手や中堅でも、 「それは、マズイのでは?」 とトップに言った人や、彼と違う考えを持った人は、 異動になったり、意味不明の評価になり始めたとのこと。 そして、まだまだ続く悪循環…! とうとう夫は会社を辞める決断をします。そのことについては、また次回…。