「結果が出ないからこそ、基本的なことをやりきる必要がある」dip BATTLESリーダーchiharuインタビューVol.2
今季で4年目を迎えたDリーグ。若きタレントが集うそのリーグでもひときわ若いチームのdip BATTLESを、リーダーとして支えるのがchiharuである。2022-23シーズンから加入し、早速リーダーに任命され、チームを引っ張ってきたものの、チャンピオンシップには出場できず、今季も苦しい戦いが続いている。そんな中で今のチーム状況をどう捉え、どう打開しようとしているのか。彼女の心の内に迫った。
オーディションの手応えはあまりなかった。dip BATTLES加入の経緯
ーVol.1ではダンスを始められてから、20歳でダンス留学をされるまでについてお聞きしたんですが、今回はその後の活動についてお聞かせください。 chiharu:普段はアーティストさんのバックアップだったり、MV出演、振り付けだったり、幅広く活動しています。 ーどういったアーティストさんの作品に出演されているんですか? chiharu:最近でいうと、Mrs. GREEN APPLEさんのライブに帯同させてもらったりとか、MVだったりでいうと有名な男性アイドルグループさんだったりとか、あとは芸人のかみちぃさんの活動だったりのお手伝いをしていたりしますね。 ーいわゆるそういう表舞台の仕事っていうのは、年間どれくらいあるものなんでしょうか? chiharu:特に女性でいうと、すごく競争率が高くて。もちろん人によりけりだとは思うんですけど、一般的には年間2,3回とかっていうレベルなんじゃないかなと思います。あとはいわゆる裏方の仕事だったりはあるんですけど、そういうのをこなしながら、みんな生計を立てていますね。 ーそんな中でDリーグが立ち上がったときには、どういう思いを抱かれましたか? chiharu:まず、Dリーグっていうものができたときには、すごく憧れたというか。自分ではなかなか立てないステージなのかなって思っていましたね。 そんな中で、dip BATTLESのオーディションという、Dリーグの舞台にたてるチャンスが巡ってきて、挑戦したっていう形ですね。 ーオーディションの手応えはどうだったんですか? chiharu:正直、あんまり手応えはなかったと言いますか。(笑)ものすごくインパクトを残さないと思っていたんですが、そこまでの手応えはなかったですね。 ー加入していきなりリーダーに任命されましたよね chiharu:みんながいる前で初めて聞いて、正直少し難しそうだなというか。(笑)ダンスを始めたのも、スタジオをやっていたときも、姉についていっている部分があったので、自分が積極的に引っ張っていくというのは、大変そうだなとは思っていましたが、しっかり自分のできること、やるべきことをやっていこうと思いましたね。