実績十分の先輩も大絶賛 引退した“2人の岡田”が初解説…「雰囲気を肌で感じたい」
岡田氏、西武で同期入団の森友哉に「敬語も使わないし、オリックスで大丈夫かな?」
チームメートとの思い出を問われると、T-岡田氏は「同い年でずっと仲良かった」と安達了一内野手の名前を挙げ「2014年に2位やったんですけど、10月2日、本当の最後の最後に負けたのがめちゃくちゃ悔しかったです。それで安達と一緒に泣いて。それがあったからこそ3連覇の最初の優勝、一緒に優勝できて良かったですね」と感動的なエピソードを明かした。 この話を聞いたG.G.佐藤氏は「プロで泣くって(なかなか)なくない?」とうなずいた。続いて、岡田雅利氏は「無理ですよこんないい話されたら!」と言いつつ、同じ大阪桐蔭高出身で同期の森友哉捕手の話になった。 「敬語も使わないし、オリックスで大丈夫かな? ってずっと心配してたんですけど『先輩優しいっす!』みたいな感じでね。ちょっと待てよ! 大丈夫か! って」と、後輩思いな一面を見せた。オチをつけるのも忘れず「(チームメートになった)Tさんに聞いたら、野球ではまじめやと……ほかはやっぱあかんねんなって(笑)」と笑いを誘った。 終始和やかなムードでトークも試合も進み、ソフトバンクの勝利で終了。T-岡田氏は「正直ファイターズに分があるかなと見ていたんですけど、こんな結果になるとはちょっと思ってなかった」とソフトバンクの盤石ぶりに感嘆。岡田雅利氏も「ホークスはやりたい野球をして、ファイターズは流れにやられたなという感じがあります」と総括した。
「パ・リーグ インサイト」丹羽海凪