“悲劇”のドラ1…プロ1年目に早くも離脱した超逸材(1)巨人で“外れ外れ1位”指名も
アマチュア球界で圧倒的な活躍を見せた選手は、ドラフト1位で指名される可能性が自然と高くなる。当然、早期での活躍が求められるわけだが、アマチュア時代の勤続疲労などが原因で、入団1年目に故障する選手も珍しくない。そこで今回は、プロ1年目に故障を経験したドラフト1位選手を取り上げる。
堀田賢慎
投打:右投右打 身長/体重:186cm/88kg 生年月日:2001年5月21日 経歴:青森山田高 ドラフト:2019年ドラフト1位 将来のエースとして期待される読売ジャイアンツの堀田賢慎も、プロ1年目に故障に泣かされた経歴がある。 青森山田高校ではエースとして活躍したものの、甲子園の土は踏めなかった。2019年ドラフト会議では、外れ外れ1位で指名され、巨人への入団が決定。 しかし、新人合同自主トレで右肘の張りを訴えた堀田。そのまま状態が回復せず、2020年4月にトミー・ジョン手術を受けた。 同年、翌2021年はリハビリに専念し、一軍登板なしに終わるも、2022年にプロ初登板・初先発を果たし、6回5安打無失点でプロ初勝利を挙げた。 さらなる飛躍を期待された中、昨季は3試合の登板で防御率8.10という成績に。それでも今季は開幕から一軍入りを果たし、徐々に実力を発揮している。
ベースボールチャンネル編集部