小2、迷子の小学生救う 警察署まで送り届け「よかったって感じ」感謝状、岐阜・高山署
岐阜県警高山署は、歩道で迷子になっていた小学生を保護し、同署まで送り届けたとして、高山市総和町の西小学校2年生の清水朋芭(ともは)さん(7)に署長感謝状を贈った。 署によると清水さんは11月11日の午後5時ごろ、家への帰宅途中に市内の歩道で立ち止まっている男子児童を発見。見かけたことのある子だったといい、清水さんは「どうしたの」と声をかけた。児童が「迷子になった」と答えたことから、署まで連れて行き「この子迷子です」と警察官に伝えたという。 男児は、友達の家からの帰宅途中で、道がわからなくなったという。清水さんは男児が無事に家に帰れたことを受けて「よかったって感じ」と振り返る。これまでも交番にお金を届けたりすることもあったといい「大きくなったら警察官になりたい」と話した。 同署で開かれた感謝状贈呈式では、板谷和宏署長が「なかなか気づいても声をかけられないと思う。そういう気持ちを大切にしていってほしい」と活躍をたたえた。 (市原萌子)
岐阜新聞社