山本由伸vs今永昇太、侍戦士初のメジャー先発対決のカギは”制球力”。米識者がMLB新人限定データを列挙し独自考察
侍ジャパン同士の投げ合いが、ついに実現する。 現地9月8日、MLB公式サイトによると日本時間11日にドジャー・スタジアムで行なわれるロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスの先発投手が発表され、ドジャースは山本由伸、カブスは今永昇太が登板する。去年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で侍ジャパンの3大会ぶり世界一に貢献した2投手が、日米を通じて初めて投げ合う。 【動画】今永昇太が7回無安打無失点!今週は山本由伸との投げ合いが実現へ 今永は前回、本拠地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に先発。7回を投げて無安打無失点の快投(95球)を披露し、3投手による継投ノーヒットノーランの快挙を達成した。その一方で、もうひとりの日本人投手も反撃の狼煙を上げている。右肩腱板損傷で負傷者リスト(IL)入り後、メジャー復帰を目指していた山本が3Aで先発登板。最速96.7マイル(約155.6キロ)を計測して3つの三振を奪うなど順調な調整ぶりで、ついにメジャーの先発マウンドに立つメドを立てた。 注目の日本人投手による投げ合いは、実は日本の野球ファンだけでなく現地でも小さくない話題となっている。米ポッドキャスト『The Toolshed Podcast』のエリック・クロス氏は自身のXに「ヨシノブ・ヤマモトが帰ってくる!」と綴り、日本人右腕のメジャー復帰を歓迎する。 さらに別の投稿で、今季のMLBルーキー限定で「40イニング以上の先発投手K/BB(奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標のひとつ)トップ5」を発表。山本が22.3%、今永が21.2%をマークしていることを紹介。上位5人のうち日本人投手2名が名を連ねていることを強調したうえで、白熱した投げ合いが期待されると論じている(トップはピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズで25.2%)。 レギュラーシーズンも終盤戦に突入しており、ドジャースは地区優勝を、カブスはワイルドカード争いで、ともに負けられない状況下にある。日本を世界一に導いた侍同士の投げ合いは、日米で熱い視線が注がれている。 構成●THE DIGEST編集部
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