「一本化できるのは便利」「無くしたとき面倒…」免許証にも…マイナカードどうなる? 広島
マイナンバーカードについてはすでに健康保険証としても使えるようになっていて、12月には現行の保険証が“廃止”となります。 そして来年3月からは運転免許証も、マイナカードに一体化することができるようになります。 3枚のカードが1枚にまとまることで、どう変わるのでしょうか。 27日に投開票の自民党総裁選。 争点の1つに浮上しているのはマイナ保険証導入による「現行の保険証廃止」についてです。 南区の内科ではー 三上内科医院 三上裕一郎院長 「少し増えてきてはいるんですがまだ1割いくかいかないかだと思います」 約2年前にマイナ保険証を読み取る機械を設置しましたが実際に使用する患者は1日1割ほどだといいます。 マイナ保険証を使用(20代) 「まだ慣れないです。個人情報の登録とか同意しますか?という文章を読んだりするのが本当に体調悪い時とかしんどいんだろうなと」 機械では患者の生年月日や住所、医療情報などを読み取ります。 しかしすべての情報が紐づけられているわけではないといいます。 三上内科医院 三上裕一郎院長 「例えば乳児医療けんとか生活保護とかを持たれている人もいます。それはマイナカードに反映されていないので別に出さないといけないですからかえって手間がかかるということも」 今のところマイナ保険証に関する混乱やトラブルはないといいますが保険証の廃止後については不安の色は隠せません。 三上内科医院 三上裕一郎院長 「なるべく混乱が起きないようにしてほしいですよね。これからどんどんマイナカードの方が増えていきますから そうなると本当誰が何を使うか分からないということがありますので」 一体化するのは保険証だけではありません。 警察庁はマイナカードと運転免許書を来年3月から一体化させると発表しました。 ICチップに免許証の番号などが記録され、警察は専用の端末で読み取って確認します。 「一本化できるのは便利なんじゃないかなと思いますね。ちょっと管理が気を引き締めていかないといけないのかなとは」 「やはりなんか怖さを感じます色んなトラブルを聞いているので、ちょっとついていけないかなと思うところはありますね」 「便利になるんだったらいいのかなとは思うんですが無くした時とか手続きが面倒くさかったりすると思うのでそこがもっと簡単になればいいのかなと」