これも「ガチ中華」なのか? 中国で大人気の「奇想天外レストラン」大集合!!
巨大クレーンにより吊り上げられた空中レストラン、防空壕の中に作られたレストラン、崖っぷちに建てられたレストランなど――中国国内では、数々の奇想天外で目を引く飲食店が話題となっている。そこには「中国人だけでなく、観光客も虜(とりこ)にする工夫がある」と中国人ジャーナリスト・周来友氏は解説する。 【画像】崖の上に! 地下防空壕に!…中国で大人気の「奇想天外レストラン」 「上海に、地上50mの高さに位置する空中レストランがオープンしました。お客さんは安全ベルトを装着し、まるでスリル満点のアトラクションに乗っているようだと人気です。また、重慶の防空壕レストランは18個の防空壕を改造した広さ5000㎡の巨大な地下レストラン。涼しい防空壕内と、熱い火鍋の相性が良く、普段から賑わっていますよ。″他国では味わえないレストラン″は観光客の注目を集めています」 中国の外食産業は近年、不動産バブル崩壊の不景気により大ダメージを受けている。伝統的な飲食スタイルのままでは消費者を満足させられないので、飲食店経営者のアイデアが大きく試されているのだ。 「消費者が将来に不安を感じて財布のひもをきつく締めていることに加え、デリバリーサービスが急速に普及して外食産業に大きな影響を与えています。競争が激しくなり飲食店経営者は他店との差別化を図るため、あらゆる手段を講じて市場のニーズに応えていますよ」(同前) レストランの常識を超えた、″ガチ中華″をぜひ一度訪れてみてほしい。 『FRIDAY』2024年6月28日号より
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