入院&緊急手術3回の石井慧 敗血症を告白 体重激減も無事退院報告 日本代表監督から激励コメント
北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧が16日、自身のインスタグラムを更新。敗血症を患っていたことと、入院先の病院から退院したことを明らかにした。 【写真】花束を手に退院した石井 だいぶほっそり 石井はインスタグラムに英語の長文を投稿。病院の前で花束を手にした写真とともに「ようやく退院した」と報告した。さらに「実は2週間ほど前、首と背骨が感染症にかかり、敗血症になってしまったんです」と病名も告白。「最後の手術は8月5日で、昨日まで抗生物質を点滴していました。体重は97kgになりました。上半身は麻痺しています。リハビリと血液検査とMRIで通院を続けています」と説明した。 さらに、治療にあたってくれた医師や病院スタッフに感謝も。ファンに向けても「出来るだけ皆さんにお返事したいと思っています。みんなのメッセージが僕を強くし、また戦おうという気持ちにさせてくれる」と感謝を述べた。この投稿にパリ五輪柔道日本代表の鈴木桂治監督は「勝てるな!」と激励のコメントを行った。 石井は今月10日にインスタグラムで、病院のベッドに横たわる写真とともに、「予期せぬ病気と闘っている。2週間前に3回緊急手術した。そして、最悪の事態を乗り越えた。少しずつ良くなってきている。目標のためにできるだけ早く戻ります。私の命を救ってくれたドクター、ありがとう」などと英語で報告していた。敗血症は感染症に対する制御不能な生体反応に起因する臓器障害で、日本での年間死亡者は10万人超、発症した場合の死亡率は20%超ともされている。