なでしこジャパン、3決ブラジル戦に敗れる..先制弾の田中はPK失敗、宮澤は1対1を決められず
セットプレーで被弾
日本女子代表は現地4月9日、アメリカで開催されているSheBelieves Cupの3位決定戦でブラジルと対戦した。 【PHOTO】なでしこJのアメリカ戦出場16選手&監督の採点・寸評。清家が開始30秒で先制点をゲット 先発11人は以下のとおり。GKは山下杏也加、DFは清水梨紗、南萌華、石川璃音、北川ひかる、古賀塔子、MFは長谷川唯、林穂之香、FWは田中美南、藤野あおば、浜野まいか。 前半は1-0。日本が徐々にリズムを掴みはじめた35分にスコアボードを動かす。長谷川が右サイドに展開し、パスを受けた浜野が折り返す。ゴール前でスタンバイしていた田中が巧みなトラップから右足を振り抜き、ネットを揺らした。 1点リードで迎えた後半、立ち上がりから攻勢を強めるブラジルに、日本は粘り強く対応。集中を切らさずにゴールを守りながら、機を見て攻撃を繰り出す。 64分には、敵陣ボックス内に果敢に侵入した林が相手のファウルを誘い、PKを獲得。だが、キッカーの田中がこれを失敗。ゴール左を狙ったPKは相手GKに読まれて止められる。 追加点のチャンスを逸した日本は、71分に失点。相手の右CKでクリスティアーヌのヘッドを許し、同点に追いつかれる。 79分には、スルーパスに抜け出した途中出場の宮澤ひなたに1対1の絶好機が訪れるも、グラウンダーのシュートは相手GKのビッグセーブに阻まれる。 その後も一進一退の攻防が続くなか、1-1でタイムアップ。試合はPK戦に入り、日本は清家、長野、長谷川がいずれも失敗。3人目までの全員が成功したブラジルに0-3で敗れた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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