【山形】関係省庁に治水対策・集団移転の支援を要望 7月豪雨に対し吉村知事・酒田市長・戸沢村長
さくらんぼテレビ
7月の豪雨災害について、吉村知事などが関係省庁に要望活動を行った。国土交通省に対しては、最上川の治水対策や集団移転を検討している戸沢村蔵岡地区への支援などを求めた。 25日、関係省庁への要望活動は、吉村知事と酒田市長・戸沢村長など被災した市町村が一緒に行った。 「山形県知事の吉村美栄子です」 「古川です。このたび国交副大臣になりまして、加藤先生から何としても時間をとってほしいと言われて」 訪問したのは内閣府や農林水産省など6つの省庁で、7月の豪雨災害への支援を求めた。 このうち、国土交通省では古川康副大臣に要望書を手渡し、最上川の治水対策や災害に強い高規格道路の整備・被災した地域を中心とする県内観光地への支援などを要望した。 (吉村知事) 「最上川は一級河川。西日本と同等の対策をしていただく必要があると今回思った。そこはしっかり言いたい。山形の7月末の大雨災害について、臨場感を持って伝え、しっかりと災害復旧・復興に支援をしてほしい、そういう思いで市町村長と一緒に参った」 また、戸沢村が検討している蔵岡地区の集団移転への財政や技術支援について、古川副大臣は「県・村と一緒になって円滑に取り組んでいきたい」と述べたという。
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