ＤｅＮＡ度会（右）と野球談議をしたマリナーズのフリオ・ロドリゲス（右）＝神奈川県横須賀市で

　大リーグ、マリナーズのＪロッドことフリオ・ロドリゲス外野手（２３）が１７日、神奈川県横須賀市のＤｅＮＡ練習施設を電撃訪問し、秋季練習中の度会や森敬、三浦監督らと交流した。 　観光で来日中のＪロッドがトレーナーを通じてＤｅＮＡに訪問を希望したもの。まず三浦監督に「日本一おめでとうございます」と祝辞。続いて打撃練習中のナインを観察した。度会は同じ道具メーカーを使うことをきっかけに話が弾み「ものすごいプレーヤー、桁違いの契約を結んでいる。年代も近く尊敬する。打撃の話をして参考になった」。２０２２年にマリナーズと最大１７年４億７０００万ドル（約７１８億円）の契約を結ぶＪロッドだけに「ぼくもそんな選手になれるように頑張ります」と満面に笑み。 　森敬は英語で話し掛け爆笑を誘った。「どうオフを過ごしてどんな準備をするのか」と次々質問。「スケールが全然違う。僕はまだまだ頑張らないと。レギュラー取って毎日試合に出ることは当たり前にしないと」と大きな刺激を受けた。 　Ｊロッドは「日本の練習を見学したかった。日本一になったばかりなのにチームとして集まっているのがすごい」と学びの姿勢を貫いていた。