コレクション初のブレスレットモデルも!? シックなダイヤルカラーが秋冬の装いにもハマるネオ・ヴィンテージウォッチの実力とは
●「ミレジム」に相応しいノスタルジックな色味
時計職人「レイモンド・ウェイル」が1976年創業した、スイス・ジュネーブに本拠を置く独立系時計ブランド「レイモンド ウェイル(RAYMOND WEIL)」。スイスでも名高いラ・ショー・ド・フォンで組み立てられ、クリエイティブで手に届く高品質なスイス製ウォッチです。 【画像】薄さ、大きさ、バランスのよい機械式時計を画像で見る(10枚) 時計職人でもあり、音楽一家としても知られるレイモンド・ウェイル一族に脈々と流れるインスピレーションの源は、”ミュージック&アート”。この豊かなクリエイティビティと高い技術と品質は、時代を超えて愛されるコレクションに反映されています。 フランス語でヴィンテージを意味する「ミレジム」は、2023年11月に開催された「ジュネーブ ウォッチメイキング グランプリ(GPHG)2023」で、「チャレンジウォッチ部門」を受賞したレイモンド・ウェイルの新コレクション。
ヴィンテージな風合いを持つセクターダイアルに、現代の技術・素材・トレンドを交えた新しさも感じるこのモデルは、レイモンド・ウェイルが提唱する「ネオ・ヴィンテージウォッチ」という表現にピッタリとハマります。 新たに登場した新色のブリティッシュレーシンググリーンは、1950年代のモーターレースにおいてイギリス車に採用された、深いグリーンでダイアルをカラーリング。ノスタルジックな色味が秋・冬の落ち着いたコーディネートに調和し、大人の男性にピッタリといった印象です。 アール・デコの美術様式を思わせるセクターダイアルには工夫が凝らされ、6時位置のスモールセコンドにはダイアルと同じカラーのラインが施こし、調和の取れたシンメトリーな表情に。 ダイアルの高さや仕上げに変化を持たせ、シャープなフォルムの針を採用することで現代的にアップデートされています。 スモールセコンドから外側に向かってミニッツトラックは緩やかに傾斜し、アワートラックが浮かび上がり立体的。各部で異なる仕上げを採用され、時・分針とアワーインデックスにスーパールミノバを塗布し、暗所で視認性を高めています。 ケースは30mm~38mmが主流だった時代のヴィンテージ感をキープしつつ、現代の生活にマッチした39.5mmのケースを採用。5気圧防水の薄型設計で使いやすく、ヘアラインとポリッシュが交互に施され、そこから生み出されるコントラストが立体感を与えています。 風防は円柱状の箱を被せたようなヴィンテージデザインをサファイアクリスタルで再現し、ヴィンテージ感のある長く伸びたケースラグを採用。丸く仕上げた先端をケースバック側に大きく曲げることで、装着感を向上させています。 ブレスレットはコレクションで初めて採用される、5連仕様のステンレススティールブレスレット。5連仕様で、ケース同様にヘアライン・ポリッシュ仕上げを組み合わせ、バックル部分にレイモンド ウェイルのモノグラムを刻印。 ムーブメントは信頼性の高いセリタ社製の自動巻きムーブメント・Cal.SW261をベースとする、Cal.RW4251を搭載。トランスパレントケースバックから、「レイモンド ウェイル」のイニシャルをかたどったW字型ローターの動きを鑑賞することができます。 2023年に世界中の時計愛好家から大きな反響を生んだ、「ミレジム スモールセコンド」の新色となるブリティッシュレーシンググリーン。この秋、注目を集める存在になりそうです。 ●製品仕様 「ミレジム スモールセコンド」 ・品番:2930-ST-52001 ・価格(税込):41万8000円 ・ケース材質:ステンレススティール ・ケースサイズ:39.5mm、厚さ10.25mm、 ・ガラス材質:サファイアクリスタル ・ダイヤルカラー:ブリティッシュレーシンググリーン ・キャリバー:自動巻き(RW4251) ・パワーリザーブ:38時間 ・防水性能:50m/5気圧防水 ・ストラップ:ステンレススティール ・バックル:ピンバックル
VAGUE編集部