ソフトバンク・川原田が現状維持の推定550万円で育成選手として契約更改 右脚手術から復活狙う
ソフトバンク川原田純平内野手(22)が16日、筑後ファーム施設で契約更改。来季から育成選手として再契約し、現状維持の550万円でサインをした。 「手術をしてこうなる覚悟はしていました。今はケガを治すことから。育成とはなるが気持ちはすっきりしている。はい上がる」 今夏に右足を捻挫し、8月に「右足三角骨摘出術」を行った。高卒4年目の今季はリハビリ組での活動だけで終わり、日本シリーズ終了後には来季構想外を告げられ、育成選手契約を打診されていた。高卒5年目の来季から3桁背番号となることを正式に受け入れた。 「まだ野球もしてないし走ってもいない。可動域から戻している段階ですが、(来年)2月のキャンプからは動けるようにしたい」。堅守に加えて、不撓(ふとう)不屈の精神が最大の魅力。そう簡単にはくじけない。リハビリを継続し課題の打撃を磨きながら、川原田が再び勝負の舞台へのカムバックを狙う。