【U-23日本代表26選手の通信簿】3失点のマリ戦で先発の守備陣は低めの評価。A評価だった4人は...
平河のドリブル突破は一級品
【MF】 6川﨑颯太[評価]C マリ戦ではダブルボランチの一角を務め、相手の攻撃の芽を摘んだ。しかし、1失点目に直結したバックパスのミスは軽率だった。 7山本理仁[評価]B マリ戦ではキャプテンマークを巻いてピッチに立った。ポジショニングが良く、周囲への声掛けでリーダーシップも発揮した。 8藤田譲瑠チマ[評価]B 2試合に出場し、中盤で潤滑油的存在に。ポジショニングも良く、要所を締めた。 10佐藤恵允[評価]B ウクライナ戦で先制ゴール。気持ちの入った守備でもチームの助けとなっていた。 15田中聡[評価]B ウクライナ戦で途中からピッチに立ち、強烈なシュートで追加点をマーク。しかし本人が「まだまだ足りない」と語った通り、得点以外では満足できる内容ではなかったか。 16松木玖生[評価]B ウクライナ戦にインサイドハーフで出場。攻守にわたって至る所に顔を出し、豊富な運動量を発揮した。 19山田楓喜[評価]B 右サイドハーフで2試合連続の先発出場。セットプレーのキッカーとして、高精度のボールを配球し続けた。 20平河 悠[評価]A 技術を活かしたパワフルなドリブル突破は一級品。鋭いカットインからのフィニッシュも今後のチームの武器となり得る。 24小見洋太[評価]C 2試合どちらも途中出場。果敢な仕掛けから何度もシュートを放ったが、アピールのためにも結果が欲しかった。 【FW】 9藤尾翔太[評価]C パリ五輪世代を牽引してきたストライカーは、マリ戦で先発。ポストプレーで強みを見せたが、結果で真価を証明したかったところ。 11細谷真大[評価]C チームのエースの出場は2試合ともに後半頭から出場。さすがの裏への飛び出しも見せたが、決定機には絡めず。物足りなさが残る。 13荒木遼太郎[評価]A 今回の活動は体調不良から始まり、序盤の練習2日間を欠席。それでも先発出場したウクライナ戦では何度も好機に絡み、インパクトを残した。 14植中朝日[評価]C 前線からの守備で気持ちを見せたが、マリ戦ではポジショニングの悪さからか、思うようにプレーに絡めない時間が長かった。 18染野唯月[評価]A マリ戦では途中出場で、冷静なボール捌きとプレスバックで流れを引き戻し、先発したウクライナ戦でも前から懸命にボールを追い、存在感を示した。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
【関連記事】
- 「呼ぶのは難しいってチームから言われているのかな」内田篤人が“不在”を懸念したパリ五輪世代MFは?「彼のゴール前の精度やスピードはさすがなものがありますから...」
- 「我々より頭2つ抜けていた」大岩Jに敗れたウクライナ、母国メディアが日本との差を分析「かなりリラックスしていた」
- 「日本は現実的で全く幻想ではない」宮本新会長が発表したJFAの目標に中国反響!自国との格差に愕然「もうテールライトさえ見えない」
- 「遠く離れた日本で敗北」大岩Jに0-2で完敗。ウクライナの敗戦を母国メディアが報道「認めざるを得ないが…」
- 「呼ぶんじゃないの」パリ五輪のオーバーエイジは誰を招集? 内田篤人は元日本代表FWの意見に異論も...「あいつは下ともうまくできるからね」